筋膜リリースって何?
こんにちは!白金高輪ボディコンディショニングサロンの花村です。
今日は端午の節句、柏餅と菖蒲湯で季節を感じています♪
「筋膜リリースって何?」「筋膜って伸びるの?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
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「筋膜リリースって意味ないって言われたりするんですよね」と、私。
ある日のお客様との会話です。
なんて頼りないセラピストなんだろうなーと自分でも苦笑いしてしまう
その時、お客様が
「受ければ分かるよ。ほら、グイーンって伸びるんじゃなくて、フワーってブワーって広がる感じじゃない?中から広がるような。それって、受けたら分かるの」
そうだ、私も感じているはずなのに、何故か惑わされてしまっていた。
今回も、アメリカから発信された解剖実習ライブストリームで筋膜(ファシア)が皮膚から脂肪や筋肉や骨まで連続して繋がる様を見て、隙間を埋めている組織や神経血管束との繋がりを感じているのです。
そして、そのことを常に感じながら触れているじゃないかー
平面じゃなくて立体
伸びるじゃなくて広がるんです
身体の中の空間が広がる
適切に潤う
平面のゴムみたいに伸びるのではなく、空間が広がるイメージで
膜とすき間の広がりなんです
木々が根を地下に張るように
枝を四方八方に伸ばすように
時に細々と、時に頑強に、組織の中に張り巡るファシア・筋膜
その空間は潤いを受け取るようになっていて、
動き(滑走性)があるところには水があり、
動きがないところは癒着して 痛みや炎症が起きたりする
時々、「(大腿部外側にある)腸脛靭帯は伸びないでしょ?」
っていう議論があるけど、長さの問題ではなくて。
隣り合う筋や組織との関わり、潤いの状態を考えて
触れたり、動かしたり、内側の筋筋膜とのバランスを考えたり
身体は全部繋がっていて、
皮膚から膜から筋肉や内臓や骨や筋膜(ファシア)たちは
ところ狭しと入り込んで・繋いで、
繋ぎながらも・間隔を空けて、
間隔を空けながらも・すき間を満たして、
すき間を満たしながらも・動きを起こす
触れてみて、感じてみて
「何が起こっているのかな?」
手から受けとる身体の声を聴き、膜や神経の繋がりを感じながらー
抽象的な表現になってしまいましたが、事実、筋膜・ファシア・膜・身体の中の結合組織と呼ばれる組織のリリースは、身体の他の組織へ影響を与える大切なもの。
皮膚へ触れた時から、その下に根差す組織への働きかけは始まっています。
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