ATSI (アナトミートレイン・ストラクチュラル・インテグレーション)
12シリーズ・13200円/回
筋膜からバランスを整え、制限から解放された自由な身体へ
身体中に張り巡らされた筋膜(ファシア)にアプローチすることにより、姿勢バランスを整え、日常や運動時の動きの機能改善を目指します。
このようなお悩みがある方にオススメ
ATSI(アナトミートレイン・ストラクチュラル・インテグレーション)とは?
ATSI(アナトミートレイン・ストラクチュラル・インテグレーション)のセッション・シリーズでは、徒手による筋膜や軟部組織へのアプローチと動きを通じた筋・筋膜への再教育によって、姿勢・動きのパターンに変化を与えます。

身体の表層から深層に至るまで解放して統合する全12回で構成。身体へ意識を向けながら、プラクティショナー(施術者)とクライアントが共に行うプロジェクトです(各回は1~2週間毎に行います)。
身体の個性に合わせたセッション
初めに、今の身体の状態(現在地)を知り、目標(ゴール)を定めます。例えば「楽に歩けるようになりたい」「疲れにくくなりたい」「エクササイズ(ヨガ、ピラティス、バレエ等)の動きを改善したい」等、人それぞれです。
長年にわたって形作られた体つき、姿勢、動きは一人一人の個性です。個性を完全に払拭するのではなく、それらによって引き起こされる代償パターンや痛みを改善する糸口を共に探っていきます。
また、これまでの外傷、手術、トラウマによって形作られた身体構造もあり、必ずしも静止した姿勢パターンを変えることのみに留まりません。
筋膜は怪我や手術、骨折等の修復時に細胞達の働きにより局所的に強く・硬く・短くなることがあり、そのことが、身体の他の場所へ影響を与えます。
私自身、10年前に肋骨を骨折し、そこから10cm以上離れた仙腸関節(仙骨と腸骨の関節)が痛み、悩み続けていましたが、ATSIセッションを受け、動きの癖を客観的に指摘されて筋膜がリリースされたことで長年の痛みから解放されました。

“剥がす”のではなく、動きを生み出す”筋膜ネットワーク”の再接続
セッションでは、プラクティショナーが動きを誘導し、身体中の筋膜に物理的・神経的に働きかけます。こうすることで、制限があったり癒着した筋膜が瑞々しくなり、スムーズな繋がり(筋膜ネットワーク)を生み出し、身体の中に適切な「空間」を作ることが出来ます。
身体を探究する深淵なる旅路を体験してみませんか?
筋膜(ファシア)は皮下からはじまり、筋肉だけでなく、あらゆる臓器を包み、緩やかに繋がり合いながら動きを生み出すことが出来る大きな臓器です。
“皮膚の上から触れること”や”動くこと”が、筋膜(ファシア)に働きかけ、筋、骨格、血管、神経、消化器官、細胞に至るまでに影響を与え、それぞれが良い状態で動けることを助けています。
セッションを続けていく中で、今までご自身も気づかなかった、「確かにそこに存在するけど忘れ去られていた身体感覚」を取り戻し、時に痛みが増幅されることがあるかもしれません(筋膜は感覚受容器としての役割も大きいので)。
また、セッションの途中で身体バランスの変化に戸惑うこともあるかもしれません。そんな時、ご自身の心身を見つめる機会として、身体の状態や気持ちの記録を残すことをお勧めしています。
大切な身体が、私たち自身の居心地の良い”家”となり、常にニュートラルな状態を保てるよう、身体的知性(KQ=Kinesis Quotient)を向上させていくこと、それがATSIセッションの目的の一つです。
ATSIセッションは、唯一無二の大切な身体を探究する深淵なる旅路でもあるのです。
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ATSIセッションのレシピ
- 全12回のセッションを1 ~ 2週間おきに行います。
先ず、表層の筋膜を身体の前面、後面、側面、螺旋面でリリース(開放)し、その後、体の深層部を部位別にアプローチ。最後の4回(Session 9 ~ 12)では、それまでの8回でリリースした筋膜を統合していきます。
- 各セッション時間:75 ~ 90分
(姿勢や動きの評価<=ボディリーディング>やお着替えの時間含み所要時間100~120分)
- ATSIシリーズはプラクティショナー(セラピスト)とのコラボレーションワークの為、セッション中は筋膜を効果的にリリースするために動きや呼吸の誘導をします。
また、途中に何度かお立ち頂き、姿勢や特定部位のリリース後の感覚、動きの変化を確認します。
- 手術歴や傷、既往歴等の話を伺います。些細なことでも教えてください。
(例:10歳の時の捻挫、20年前の外科的手術等)
- ATSIシリーズや治療や医療行為ではありません。
- セッション前後は、毎回ボディリーディング(姿勢・動きの評価)や歩行等のチェックをします。
- 毎回、最後に背中・首・仙骨へアプローチし、身体感覚を中心に戻します(統合)。
Session 1 ~ 4:表層(浅層)の筋膜 ~Superficial~
Session 5 ~ 8 :深層・中心部 ~Deep & Core~
Session 9 ~ 12: 統合と調整 ~Integrating & Coordinating~
身体の表層を開放
Session 1
SFL: スーパーフィシャル・フロント・ライン
(表層(浅層)前面)
・納得してセッションを進める為、お身体で気になることや改善したいことをお伺いします。些細なことでも相談してください。
・全セッションを通じてのゴールを描きましょう。
・セッションでは、身体の前面を開放することで呼吸を深く感じ、胸の前、腕の前側、特に肋骨近くを開いていきます。



Session 2
SBL: スーパーフィシャル・バック・ライン
(表層(浅層)後面)
・背面の厚い筋膜や組織に深くアプローチします。
・しっかりと足裏を付けて立つ感覚を取り戻します(グラウンディング)。
・横から見た時の身体のバランスを整えます。
・腕の後面の均整をとります。



Session 3
LL: ラテラル・ライン(表層(浅層)外側面)
・側面を開放し呼吸機能の更なる広がりと身体の内側の空間の広がりを感じられるでしょう。
・側面からのサポートで身体がバランスよく安定していきます。
・コア(中心)部分にも徐々にアプローチしていきます。



Session 4
SPL: スパイラル・ライン(表層(浅層)螺旋面)
・表層の回旋制限を緩和し、肩甲骨周囲、骨盤、足底のアーチ・バランスをとります。
・表層部ワークの締めくくりのセッションとなります。



身体のコア、深部を開放
Session 5
Lower DFL: 下部ディープ・フロント・ライン(深層部下部)
・下半身の深層部を開放して内側のサポートを構築します。
・内側の筋膜の開放で立った時の足裏の感覚(グラウンディング)を更に安定させます。
・骨盤や内臓を下からサポートしていきます。



Session 6
Middle DFL: 体幹部ディープ・フロント・ライン
(深層部中部)
・コアの筋肉・筋膜(腸腰筋や横隔膜)のバランスをとり深層からより深い呼吸を獲得します。
・腰の骨(腰椎)が適切な位置になるようサポートし、骨盤底と横隔膜とが最適な相互関係となる よう調整します。
・腕の深い付け根(ディープ・フロント・アームライン)を調整します。


Session 7
“Deep Back Line”:「ディープ・バック・ライン」
・背中や臀部~骨盤周りの更に深いところをアプローチします。
・身体後面の骨のサポートを良好な状態に整え、本質的な仙骨(背骨の下にある臀部の骨)の動きを改善します。
・背骨のねじれや屈曲を開放する為にさらに深層へアプローチしていきます。



Session 8
Upper Deep Front Line&“Deep Back Line”:ディープ・フロント・ラインと「ディープ・バック・ライン」の頭頸部 <肩~頸部~顎~頭部>
・頭部を身体の正中線(中心)に近づけます。
・口内・鼻内のアプローチをし、顎関節、側頭の骨、下顎の骨とのバランスを整え、顔面頭蓋と神経(脳)頭蓋を開放、バランスを取ります。
・顔面の筋膜の開放と首の骨(頚椎)周りの組織バランスを整えます。

統合(インテグレーション)
Session 9 下肢帯(骨盤と脚)の統合
歩行と骨盤のサポートに重点をおき、骨盤と下肢を走行する筋膜ラインの良好な緊張バランス、十分な動き、統合



Session 10 胴体と呼吸の統合
呼吸と体幹の機能的統合に重点をおき、胸郭周りと胸郭を走行する筋膜ラインの良好な緊張バランス、十分な動き、統合


Session 11 上肢(肩と腕)の統合クライアントの腕の動きの機能的統合に重点をおき、肩と上肢帯の筋膜ラ インの良好な緊張バランス、十分な動き、統合
Session 11 上肢(肩と腕)の統合
クライアントの腕の動きの機能的統合に重点をおき、肩と上肢帯の筋膜ラ インの良好な緊張バランス、十分な動き、統合



Session 12 全身の統合
アナトミートレインの筋膜ラインと関節のバランス調整、背骨(脊柱)における動きの機能的統合に重点をおき、脊柱の深層筋のバランスや全身の良好な緊張 バランスを整えます。



御来店〜セッションの流れ
1.御来店
2.お着替え
(*脊椎(背骨)をあまり覆わないトップスとショートパンツ等をお持ちください。ビキニ水着の上下でも構いません)
3.ハーブティー、カウンセリング
4.ボディリーディング(姿勢・動き評価)
5.セッション
6.お着替え、ハーブティーとアフターボディリーディング
7.お支払い(現金又はPayPay)
ご予約、空き状況はこちら⬇️

注意事項
以下に該当する方はモニターをお断りさせていただくことがあります。詳しくは直接お問合せください。
- 動脈瘤
- 動脈硬化(循環障害で服薬中など)
- 骨折や急性の軟部組織損傷
- コルチゾンでの治療
- 発熱や風邪、頭痛などの症状
- 感染症などの疾患
- 腱炎や滑液包炎などの炎症性疾患
- 自己免疫疾患
- 骨粗鬆症
- 静脈炎や静脈瘤
- 最近の損傷(手術を含む)
- 妊娠中
- 生理中 *セッションによっては可能です。ご相談ください。
- 椎間板の異常
- てんかん
- ヘルペス
- 心臓病
- 高血圧(極度)
- 糖尿病
他、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。